CEATEC JAPAN 2016 イベントレポート


アジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス総合展のCEATEC JAPAN 2016参加について、リンクバルの技術部中村がレポートいたします。

参加目的は、新規事業や既存業務に使えるアイディアに関するテクノロジの情報収集です。

今年のトレンドは、フィンテック、A.I.(機械学習)、 IoTでした。

特に印象に残った講演1件と展示3点、ついて記載致します。

講演:金融機関のオープン化が示す未来の可能性

MUFGデジタルイノベーション推進部 シニアアナリスト藤井達人氏

2つの大きな波

  • 金融サービスは、モバイル、AIでより便利に。
  • 金融サービスへの新規参入増加する。

MUFG スタートアップ・アクセラレータ設立

  • 銀行APIを題材としたハッカソン開催
  • オープンイノベーションメディア開設(造語)

FinTechがもたらすもの

  • 今まで貸せなかった、会社に融資。
  • Cabbage, Inc. ビッグデータ融資サービス。 審査して翌日入金。
  • 現時点、北米のリテールバンク1%のシェア 2020年 20-30%

フィンテック投資の対象領域。

  • 今、個人、中小企業。
  • これからは、大企業向けへ。

FinTechはブームか?

  • 技術進化のモメンタムは不可逆の事象。

Whats’ the next thing?

  • AIがサービス、社内プロセスのあらゆる部分で活用される。
  • 量子コンピューティングが金融サービスの質を変える

銀行API

  • 欧州、Banking APIの試行/標準化の動き。

今後どうなっていくのか予想

  • 来年以降、APIの本格普及が始まる。ただし、開発の状況、法制度による
  • 競争優位性のアクション
  • APIのアグリゲータの出現
  • ブロックチェーン
  • 約束手形電子化
  • 小切手電子化
  • MUFGコイン
  • Coinbase社への出資

ブロックチェーンは金融サービスで活用できるのか?

  • パブリックチェーン「を」活用
  • コンソーシアム/プライベートで構築

Innovation

  • 金融機関はデジタルカンパニーへ
  • サービスの外部委託から内製化
  • テクノロジーR&Dへの取り組みを強化
  • デジタル人材の採用、人事制度の対応も。
  • デザイン・シンキングの取り組み
  • デベロッパーコミュニティー

三菱東京UFJ銀行のようなメガバンクが、銀行APIをすでに用意していて、パートナーと協業することで成長を目指しているところから、この動きは不可逆なものだと思いました。

展示:村田製作所 RFIDソリューション

紙の台紙に導電性ペーストでアンテナを印刷し、RFIDチップと接続したものを、希望者全員に配布していました。

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台紙を、専用端末にかざすことで、ユーザーをトラッキングできます。

スマホアプリを入れて、なにか操作してください、という方法もありますが、ハードルはあがります。このソリューションでは使い捨てのカードをユーザーに配ればいいだけなのは、手軽さがあると思いました。

混雑情報の把握や、ユーザー行動トラッキングの、1ソリューションとして、利用できる可能性を感じました。

RFIDと端末の距離はどれくらいまで届くのかですが、リーダー側、RFID側の構成によるため、個別相談になるとのこと。

また、気になる価格ですが、ロット数によって違うため、お問い合わせくださいとのことでした。ただ、CEATECの来訪者の希望者に無料で配っているところを見ると、実用レベルの価格帯なのではないかと思いました。

ファーストリテイリング社の衣料品ブランドGUでも、RFIDを使ったセルフレジの試験運用が始まっているところから、RFIDの普及もいよいよ、本格的になってきそうだとも考えられます。

参考:ムラタのRFID

参考:GU SHOP blog

展示:激安3Dプリンター

3Dプリンタが22,600円(定価25,714円)で販売されていました。

こちら、amazonでも販売するとのことで、一般の人も簡単に購入可能です。

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ものづくりの敷居が、どんどん下がっていると感じました。

展示:seven dreamers 「laundroid life」

世界初。全自動衣類折りたたみ機。

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一生で9000時間375日分洗濯物を畳んでいる時間から解放する、画期的なプロダクトとのこと。
画像解析 x A.I x ロボティクス と、最近のめざましい技術革新により、実現可能となったプロダクトです。

共働き、子育て支援といった課題への解決策ともなりそうです。

いわゆるAIの活用は、当たり前の時代になりつつあると感じました。

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おわりに

リンクバルの技術Gでは、テック系の勉強会やイベントへ参加して共有することで、チームのレベルアップに取り組んでいます。

自社サービスを一緒に開発するエンジニアを募集しておりますので、ぜひ弊社採用ページより、お問い合わせください!