2016年 10月 の投稿一覧

CEATEC JAPAN 2016 イベントレポート


アジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス総合展のCEATEC JAPAN 2016参加について、リンクバルの技術部中村がレポートいたします。

参加目的は、新規事業や既存業務に使えるアイディアに関するテクノロジの情報収集です。

今年のトレンドは、フィンテック、A.I.(機械学習)、 IoTでした。

特に印象に残った講演1件と展示3点、ついて記載致します。

講演:金融機関のオープン化が示す未来の可能性

MUFGデジタルイノベーション推進部 シニアアナリスト藤井達人氏

2つの大きな波

  • 金融サービスは、モバイル、AIでより便利に。
  • 金融サービスへの新規参入増加する。

MUFG スタートアップ・アクセラレータ設立

  • 銀行APIを題材としたハッカソン開催
  • オープンイノベーションメディア開設(造語)

FinTechがもたらすもの

  • 今まで貸せなかった、会社に融資。
  • Cabbage, Inc. ビッグデータ融資サービス。 審査して翌日入金。
  • 現時点、北米のリテールバンク1%のシェア 2020年 20-30%

フィンテック投資の対象領域。

  • 今、個人、中小企業。
  • これからは、大企業向けへ。

FinTechはブームか?

  • 技術進化のモメンタムは不可逆の事象。

Whats’ the next thing?

  • AIがサービス、社内プロセスのあらゆる部分で活用される。
  • 量子コンピューティングが金融サービスの質を変える

銀行API

  • 欧州、Banking APIの試行/標準化の動き。

今後どうなっていくのか予想

  • 来年以降、APIの本格普及が始まる。ただし、開発の状況、法制度による
  • 競争優位性のアクション
  • APIのアグリゲータの出現
  • ブロックチェーン
  • 約束手形電子化
  • 小切手電子化
  • MUFGコイン
  • Coinbase社への出資

ブロックチェーンは金融サービスで活用できるのか?

  • パブリックチェーン「を」活用
  • コンソーシアム/プライベートで構築

Innovation

  • 金融機関はデジタルカンパニーへ
  • サービスの外部委託から内製化
  • テクノロジーR&Dへの取り組みを強化
  • デジタル人材の採用、人事制度の対応も。
  • デザイン・シンキングの取り組み
  • デベロッパーコミュニティー

三菱東京UFJ銀行のようなメガバンクが、銀行APIをすでに用意していて、パートナーと協業することで成長を目指しているところから、この動きは不可逆なものだと思いました。

展示:村田製作所 RFIDソリューション

紙の台紙に導電性ペーストでアンテナを印刷し、RFIDチップと接続したものを、希望者全員に配布していました。

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台紙を、専用端末にかざすことで、ユーザーをトラッキングできます。

スマホアプリを入れて、なにか操作してください、という方法もありますが、ハードルはあがります。このソリューションでは使い捨てのカードをユーザーに配ればいいだけなのは、手軽さがあると思いました。

混雑情報の把握や、ユーザー行動トラッキングの、1ソリューションとして、利用できる可能性を感じました。

RFIDと端末の距離はどれくらいまで届くのかですが、リーダー側、RFID側の構成によるため、個別相談になるとのこと。

また、気になる価格ですが、ロット数によって違うため、お問い合わせくださいとのことでした。ただ、CEATECの来訪者の希望者に無料で配っているところを見ると、実用レベルの価格帯なのではないかと思いました。

ファーストリテイリング社の衣料品ブランドGUでも、RFIDを使ったセルフレジの試験運用が始まっているところから、RFIDの普及もいよいよ、本格的になってきそうだとも考えられます。

参考:ムラタのRFID

参考:GU SHOP blog

展示:激安3Dプリンター

3Dプリンタが22,600円(定価25,714円)で販売されていました。

こちら、amazonでも販売するとのことで、一般の人も簡単に購入可能です。

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ものづくりの敷居が、どんどん下がっていると感じました。

展示:seven dreamers 「laundroid life」

世界初。全自動衣類折りたたみ機。

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一生で9000時間375日分洗濯物を畳んでいる時間から解放する、画期的なプロダクトとのこと。
画像解析 x A.I x ロボティクス と、最近のめざましい技術革新により、実現可能となったプロダクトです。

共働き、子育て支援といった課題への解決策ともなりそうです。

いわゆるAIの活用は、当たり前の時代になりつつあると感じました。

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おわりに

リンクバルの技術Gでは、テック系の勉強会やイベントへ参加して共有することで、チームのレベルアップに取り組んでいます。

自社サービスを一緒に開発するエンジニアを募集しておりますので、ぜひ弊社採用ページより、お問い合わせください!


私が愛したくても愛せないCSSフレームワーク


CSSフレームワークというのは、Bootstrapとかああいうヤツらのことです。
便利なので導入することは多いのですが、何故かあまり良い思い出がありませ
特に以下の条件に当てはまるものは、ちょっと苦手です。というかぶっちゃけ嫌いです。

いわゆる重量級

BootstrapとかFoundationのようなタイプですね。
デザインもcssの設計も、とにかく余計なお節介が多く融通もきかないと感じます。
そこはかとなく漂うテンプレ臭も気になります。

マテリアルデザイン

Material-UIMaterialize等。
素敵だとは思うけれど、とりあえずこれにしとけばいいだろ的な、
全身ファストファッションで固めてる人みたいな残念さを感じます。

Sassじゃない

フレームワークと名乗りながら、このご時世にLessとかで頑張ってる意味がよくわからないです。

インストール方法が限られている

プロジェクトフォルダにファイル一式放り込めばOKみたいなのでいいんですが
そういうのはあまり多くないのが残念です。

コンポーネントを用意しているが、種類が少ない

こういう中途半端なのが一番嫌です。
よくあるパターンは網羅するか、コンポーネントは一切無しか、どっちかにしてほしいです。


ほとんど全部嫌いじゃねえか!

こんな私でも「素敵やん?」と思うのが
Bourbon, Neat, Bitters, Refillsの、いわゆるthoughtbot四兄弟です。

Bourbon
Sassのmixin集。Compass的なもの
Neat
グリッドだけのフレームワーク。
Bitters
タイポグラフィ、カラー等のベーススタイル。リセット+α的な?
Refills
コンポーネント集。

用途に応じてRefillsまで全部のせにする、BourbonとNeatだけにしておく等融通がききます。
もちろん全部Sass製です。
インストールはgemで行いますが、生成されたファイル一式の取り扱いは割と自由です。
Refillsにはデザインが適用されていますが、Refillsサイト上のソースコードをコピペする形式なのでカスタマイズが楽です。

また四兄弟と書きましたが、実は5人目の兄弟がいます。
その名はEmpties。見た目のスタイリングを取っ払ったRefillsのようなものです。
コンポーネントの種類はRefillsより少ないですが、1から好きなようにデザインできます。


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【学ぶ夜シリーズ・第2弾】徳丸浩とWordPressのセキュリティを学ぶ夜 セミナーレポート

セキュリティ

リンクバル技術部の川畑です。先日HASHコンサルティング主催の「【学ぶ夜シリーズ・第2弾】徳丸浩とWordPressのセキュリティを学ぶ夜」に参加してきました。
主な内容は、簡単な攻撃デモとセキュリティ対策についての解説と少し宣伝といった感じとなります。そのうちのセキュリティ対策の内容についてのレポートとなります。

Webサイトへの侵入経路は2パターンしかない!

  1. 管理用ツールの認証を突破される
  2. ソフトウェアの脆弱性を悪用される
    • 基盤ソフトウェアの脆弱性を悪用される(例:Apache、Nginx、PHPなどの脆弱性)
    • アプリケーションの脆弱性を悪用される(例:SQLインジェクションなどの脆弱性)

基本的にWebサイトへの侵入経路は2パターンしかないとのことで、「認証の突破」と「脆弱性の悪用」を重点として対策を打つのが有効!

攻撃受けるとどうなるか

  1. 情報漏洩
  2. データ改ざん
  3. DDos攻撃
  4. なりすまし

対策の基本的な考え方

  1. 根本的解決
    • パスワードをしっかり設定
      • 8文字以上
      • 英数字を混ぜる
      • 辞書に載っている単独文字は禁止
      • できればランダム文字列
      • 他のところで使用していないもの
      • 管理者が複数存在する場合は、管理者毎にユーザーを作成する
      • 退職・異動した管理者のアカウントは直ちに無効化する
    • 脆弱性を解消する
      • ソフトウェアバージョンアップまたはパッチ適用
        • 脆弱性対処は、バージョンアップまたはパッチ適用が基本
          • OSのパッケージを導入している場合はパッチ適用
        • バージョンアップするとサイトが動かなくなる…なんて心配しないで、とにかくバージョンアップ!
        • 自力でトラブル対処ができないソフトは導入しないこと
        • パブリッククラウドを利用している場合、イメージ形式でのバックアップをとっておくと安心

最も大切なことは「根本的解決策」を面倒くさがらずしっかりやる。パスワードもポリシーを作成し、定期的に変更するなどはセキュリティーの観点からはかなり有効とのこと。ユーザー名はデフォルトでも構わないからとにかく「パスワード!パスワード!」といっていたのが印象的でした。

  1. 保険的対策
    • PHPの機能を制限する
    • ファイルのディレクトリのパーミッション設定
    • 管理画面のログイン画面のIP制限
    • WAFの導入
    • SQLインジェクション対策
      • PHPの場合、とにかくプレースホルダを使うこと
      • 外部入力をSQL文に混ぜない

セキュリティ対策はイタチごっこ。地道な対策を続けることでシステムのセキュリティは守られるのだと再認識しました。
リンクバルではエンジニアを積極募集中です。興味のある方は、ご応募ください。もちろん、社内の人間と面識があるのでしたら、直接にご連絡いただいてもかまいません。


無線LAN(Wi-Fi)の規格について


リンクバルでエンジニアをしている高島です。
スマホの普及とともに自宅にWi-Fiルータを導入された方も多くいらっしゃるかと思います。
弊社のオフィスにおいてもWi-Fiは利用されています。

このWi-Fiですが、LANケーブルを配線せずにデバイスをNWに接続できるため大変便利なものではありますが、対応規格が親機・子機間でマッチしている必要があったり、通信速度が違ったり、メリット・デメリットがあったりと意外と複雑です。

NW屋さんでないと一つ一つの規格を詳細に把握する必要はないかもしれませんが、IoTなんかが流行っている世の中ではありますので、ざっくり知っていても損はない・・・と思います。

通信規格について

デバイスのカタログの対応規格欄を見るとIEEE802.11から始まる形式で記載されているかと思います。
IEEE802はIEEE標準規格のうちローカル・エリア・ネットワークなどに関する規格を定めたものになり、その中でもIEEE802.11はワイヤレスLANを対象としています。
ここまでは ふーん・・・ と思っていただければよろしいかと思われます。

重要なのはその後ろに続く文字になります。

規格の種別

前述しましたが、規格ごとに通信速度が異なったり、メリット・デメリットがあります。
ざっと普及している規格を表にしてみます。

規格 通信速度(規格上の最大値) 周波数帯域
11a 54Mbps 5GHz
11b 11Mbps 2.4GHz
11g 54Mbps 2.4GHz
11n 600Mbps 2.4GHzまたは5GHz
11ac 6.9Gbps 5GHz

メリット・デメリットについて

普通に考えたら、下に行くほど速度が速いなら、下の方の規格を選べばいいじゃん と考えますよね?
何もないだだっ広い部屋で利用するのであればその通りだと思います。
ただ自宅などの場合、なかなかそうはいきません・・・。

そこで先ほどの表にさりげなく記載した周波数帯域の話が出てきます。

2.4GHz帯

■メリット
・古くから利用されている規格のため、対応機器が多い
・5GHzと比較すると電波が回りこみやすい性質(回折性)があるため、障害物が多い環境では5GHzより有効

■デメリット
・対応機器が多く帯域の利用率が高いため他の機器との電波干渉が発生しやすい
・電子レンジの電磁波も2.4GHz帯のためノイズとなる
 →環境によってはレンジを使うとネットの速度が遅くなったり、不安定になる ということも。。。

5GHz帯

■メリット
・対応機器が少なく帯域の利用率が低いため、2.4GHzよりも他の機器との電波干渉が発生しにくい
・LANケーブルによる有線接続よりも場合によっては速い
  →11ac対応機器は規格上の通信最大速度が1Gbpsの物理LANを超えています。

■デメリット
・対応機器が2.4GHzに比べ少ない
・回折性が低く、障害物があると途端に速度が遅くなってしまったり、不安定になる場合がある

総括

利用シチュエーションや環境に合わせて適切な規格を使うことで、安定性や高速な通信速度を確保することが可能となります。
自宅のWi-Fiルータを新調したいなどの機会がありましたら、ぜひご参考いただけますと幸いです。

最後に

リンクバルはいろいろな技術を習得する機会に恵まれています。
今までの経験をベースにさらに新しいことにチャレンジしたい方、ぜひ応募お願いします。
採用情報はコチラ


【WordPress】とりあえず賞賛してみることにした


こんにちは!社会人2年目エンジニアの関です!
今回は社会人歴=WordPress歴な私が、WordPressの魅力についてご紹介したいと思います。

1)テーマもプラグインも充実している
おしゃれなデザインのサイトを作りたい!新しくこういう機能を付けたい!
…でも、デザインセンスもPHPの知識もないぞ?

そんな声にも120%応えてくれるのが、WordPressのすごいところです。

1)テーマを追加
ダッシュボード内の「外観>テーマ」から「テーマを追加」を押すと、
おしゃれなテーマが数多く出てきます。
テーマというのは、サイト全体に適用するデザインのこと。テーマをインストールして有効化するだけで、好きなデザインを自分のサイトに適用することができます。

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また、「WordPress テーマ 無料」でggってみると、
色々なデザインが紹介されているので気になった方はぜひ検索してみてください。
ちなみに本ブログでは、「xeory」というバズ部が提供する無料テンプレートが使用されています。

②プラグインを追加
ダッシュボード内の「プラグイン」から「新規追加」を押すと、
様々な用途に応じたプラグインが数多く出てきます。
プラグインというのは、WordPressに適用する拡張機能のこと。用途に応じてインストールして有効化するだけで、欲しかったあんな機能やこんな機能を自分のサイトに追加することができます。

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ちなみに私がオススメするプラグインは「Debug Bar」。
ページ内で使用されているクエリやキャッシュなどのデバッグ情報を表示するためのプラグインです。
「何でここの情報が上手く取れていないの」「表示が遅いんだけど」というときに超役立ちます。

このようにWordPressではテーマの追加もプラグインの追加も、
ボタンをポチポチするだけで一切コーディングの前知識なく手軽に行うことができます。

2)とにかく操作が楽
元々ブログ作成のために作られたCMSだけあって、専門知識やスキルがなくても記事の投稿・公開ができたり、さらにはWordPress自体のバージョンアップもリンクをポチポチするだけで出来ちゃう手軽さ。
(バージョンアップって意外とめんどくさいのですよ…;)

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あと個人的にはダッシュボードのデザインは結構好きだったりします。

3)デフォルトの関数が豊富
保守性の高い開発を行う上で欠かせないのは、共通処理の関数化。
しかし、本当に共通化出来ているの?共通化したところの安全性は大丈夫?と悩みは尽きません。
WordPressには数多くのデフォルトの関数が用意されており、開発もグイグイ進みます(たぶん)。
冒頭でも述べた通り社会人歴=WordPress歴な私にとって、想定以上に早く開発に慣れることができたのはこの点が非常に大きいです。

使う使わないに関わらず、ぜひお気に入りの関数を探してみてください。
私は以前にも紹介した「cat_is_ancestor_of」や「get_term_children」などのカテゴリの親子関係を利用した関数が好きです。

関数リファレンス/WordPressCodex

おわりに
特有の正規化されていないデータベースなどちょっと…な部分もありますが、
初心者の方が手軽にサイトを作るにはWordPressは素晴らしいCMSだと思います。
また、現在インターネット上にある多くのサイトでWordPressが使用されているのも確かです。
ぜひ一度はWordPressに触れて、その魅力を味わってみてください。

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